字が綺麗で、何を伝えたいのかよくわかる履歴書は採用担当者から見ても好感度が高くなります。印象に残るような履歴書を作成して、採用を勝ち取りましょう。
ただ単に「子供が好きだから」「体力があるから」という志望動機はテンプレ化しているので、採用担当者へ強い印象を残すことができません。それよりも、数多くある保育園の中から何故そこを選んだのか、志望動機を交えてアピールできると、採用率を上げることができます。
ついネガティブな発言をしてしまう人は要注意。前の職場を批判するような志望動機は、自身の評価を下げるだけです。
志望動機は長ければ長いほどいいわけではありません。あまりに長文過ぎると途中で読むのが苦痛になり、一番アピールしたい箇所をスルーされる可能性があります。シンプルかつ、分かりやすい文章で書くことがポイントでしょう。
一番目に入る文章は、心に響きやすいので熱意を冒頭部分に入れるといいでしょう。逆に〇〇に魅力を感じましたという単調な書き方は、保育士として働きたいという熱意が伝わりにくいので、文章に入れる際は仕事を通してやりたいことを足すようにしてくださいね。
都会の保育園の求人は非常に多く、採用にも積極的です。希望条件にマッチした場所が見つかるといったメリットがあります。給与も地方に比べて高く、家賃保証や引っ越しサポートなどの充実した補償が魅力です。一方田舎の保育園は、保護者や保育士同士の人間関係を築きやすい傾向にあります。もっと田舎になるとコミュニティが狭くなるため、職場以外の場所で遭遇することもあり得ます。そのため、子供や保護者との距離が非常に近くなります。
公立の保育園で正社員として働くと、初任給は約16万前後となります。正規社員の場合は、保険や年金などが差し引かれるので手取りは15万円でしょう。中には、10万円の安い給与で仕事をする保育士さんもいらっしゃいます。
世間一般的に、保育士の給与は非常に安いため生活がかかっている場合は中々踏み出せません。しかし、保育士でも福祉関係の仕事ができる場合は、19万円ほどの給与が支払われるようです。保育士の給与は決して高くないですが、毎年給与アップが見込める可能性はあります。
日本中に点在する保育園ですから、数は相当なものです。その中から、自分に合う保育園を探すのは至難の業でしょう。求人では、園の雰囲気を知るのに不十分なので、面接前に見学する必要が出てきます。ただ、見学の際も面接同様、人柄、態度、言葉遣いといったマナーに目を光らせているので気は抜けません。
保育士として採用されるためには、履歴書の書き方はもちろん、面接での受け答えについてもしっかり練習することが大切ですよ。面接でよく聞かれる質問を元に練習すると本番でスムーズに答えられるでしょう。